
園の歴史
創立者の想いが
幼稚園という“ みのり” を結びました。
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長澤芳夫先生と一栄先生
当時、人口が激増していた宇治市神明地区。幼稚園の就園も年々困難になってきていました。地域住民の熱望もあり、ついに1976年、創立者長澤芳夫・一栄夫妻が幼稚園を開園。それが私たちの園、みのり幼稚園です。すでに1964年に夫妻によって創始された心華寺境内にあって、この場所で人生のゆりかご時代にある子ども達の育成指導を充実しなければ、との想いから決断されたのでした。
最初の卒園生は41名。それ以降、夫妻の熱い情熱、すぐれた指導力と実行力により、地域とともに大きく発展してまいりました。
長澤芳夫先生は、長年の地域への貢献により1993年に「紺綬褒章」を受章。
さらに同年「日本赤十字金色有功章」を受賞されました。 -
想いを受け継ぎ40余年
創立者の想いは歴代園長、教職員に受け継がれ今日に至っています。園児のためになることは、教育面、施設・設備面の両面においてすぐさま取り入れました。
その積み重ねが創立者の想いを受け継ぐことになるからです。
他園に先駆けて行われた特別教室もそのひとつの実績です。今後も変わることなく歩みを進めることが私達の使命と考えます。 -
新園舎完成。地域のランドマークに
運動場の周りには木々が生い茂り、森の中の幼稚園というにふさわしい園でしたが、徐々に増改築を重ね園舎の規模を大きくしていきました。釈迦堂や雷神館が建設され施設は充実し大いに活用されてきましたが、やはり年月を重ね痛みも目立ってきました。
かねてからの新築の計画を実行すべく議論を重ね、園のシンボル「琴音門」を保存した上で、その門を覆うように園舎を建築、雷神館も建て替えました。極力園の木々は残し、遊具と一体化を図ることにも挑戦。そして2019年、まったく新しい園の姿が現れました。
今後はこの場所を核に様々なプロジェクトを計画、地域の皆様との協働作業の場となるようしてまいりたいと思っています。